あけましておめでとうございます! 2025年がスタートしましたね !
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今月のコラムでは、「融資を受ける際の金融機関の視点」を3つのポイントに分けてご紹介したいと思います。
【 1つ目:融資を受ける際のポイント 】
融資を受ける際のお金の使い道には、大きく分けて①運転資金 ②設備資金の2つが一般的かと思います。「なぜその資金が必要なのか」を明確に説明することができると、スムーズに融資を受けることが出来るかもしれません。また、追加の資金調達がどのくらい可能なのか、現状の借入金を返済するのに今の経常利益であれば何年かかるのかを把握しておくと、急な資金調達が必要な時にも慌てずに対応することができます。
〈今の借入金をチェック☑〉
*年商÷12ヶ月=月商
→「月商の6か月分が借入限度額の目安」と言われています。
*(借入金-現預金)÷(経常利益-法人税等)+減価償却費=借入金の返済にかかる年数
→年数が短いほど金融機関からの信用が高まります!
【 2つ目:融資を受ける前に自社の返済力のチェック☑ 】
融資の使い道と同様に「きちんと返済できるかどうか」も金融機関は重視しています。
返済力の確認方法は、金融機関によって様々ですが例をいくつかご紹介します。
・2期連続赤字ではないか
・直近の事業年度の決算書内容が債務超過ではない
・急な倒産の恐れはないか
・借入金と利益のバランスは適正か 等があげられます。
返済力の他にも「将来どうしていきたいか」や「返済できる根拠」を金融機関へきちんと伝えることができるとより融資を受けやすくなるかもしれません。
【 3つ目:社長の「経営姿勢」 】
融資を受ける際には、決算書の数字も重要ですが、自社の経営について数字で語ることができるか、最新の情報を定期的に開示しているか等、社長の経営に対する姿勢についても金融機関は重視しています。
当事務所では、㈱TKCのシステムを使用してくださっているお客様に限り「モニタリング情報サービス」というものを活用し、金融機関へ定期的に試算表の送付、決算時には決算書の提出を行っております。法人税、個人所得税の電子申告を行うと自動的に金融機関へ決算書等を開示することができます。決算書を用意し郵送する手間がないことや、税務署へ提出したものと同じ内容のものが送られるため、信頼性のある決算書を開示することで金融機関からの評価を高めることができます。まだTKCシステムをご利用になられていない方はぜひご検討ください♪